ベスト3 カナダ
カナダは、多国籍で人も自然も魅力的な国です。
5月は新緑と花の季節、7月〜8月は1年で最もあたたかい季節、9月〜10月は紅葉がシーズンになり、冬期はスキーなど1年を通して楽しめます。
訪れた方は、間違いなく冒険心を動かされるような驚きと新たな発見があると思います。
オススメの理由:
①地域により多様な表情がある
お好みにより、雄大な自然や美しい街並みまで様々な種類の観光が楽しめます。
②気候が良い
四季があり、春から夏はからっとしていて日本より涼しいため避暑地として、秋は紅葉観光、冬はオーロラ観光もできます。
【バンクーバー】
バンクーバーはトロントやモントリオールに次ぐ都市で、カナダの西海岸の中で最大規模の都市になります。
西の玄関口であり、自然を残しながらも都市としての魅力も併せ持った都市です。
スカイトレインが空港から中心部まで運行しているため、アクセスが便利です。
【ビクトリア】
バンクーバー州の1つで、英国の影響が色濃く感じられ花に溢れた美しい街並みからガーデンシティーとも呼ばれます。
英国の習慣であるアフタヌーンティーや、近くの海でホエールウォッチングも楽しめます。
ブッチャート・ガーデンという22万ヘクタールの広大な庭園があります。
日本人観光客の満足度が非常に高い場所です。
通常はバンクーバーから3時間以上かけてフェリーとバスで行きますが、水上飛行機で行くのも速くて景色が綺麗ですのでお勧めです。
【ナイアガラの滝】
イグアスの滝・ヴィクトリアの滝と並ぶ、世界三大瀑布の一つ「ナイアガラの滝」
言わずと知れた世界遺産で、アメリカとカナダの国境に位置します。
周辺は観光地化が進んでいるので、滝の近くにレジャー施設やホテルがあってアクセスも良好です。
スポットに着けばすぐに滝の真下からテーブル・ロックを間近で見ることが出来ます。
さらに滝に近づきたい場合はカッパを着て小型クルーズ船に乗ることも出来ます。
夜は滝が様々な色にライトアップされます。
【カナディアンロッキー】
巨大なロッキー山脈の中でも、カナダ領内にある部分は氷河による浸食が大きく、特に険しく切り立っているためカナディアンロッキーと呼ばれ特別視されています
世界遺産ロッキー山脈周辺に4つの国立公園があり、シカやクマ、ビーバなどの野生動物がたくさん生息しており、まさに自然の宝庫です。
エメラルドブルーの湖、氷河などの絶景が臨めます。
ハイキングを楽しんだり、コロンビア大氷原で氷河を見ることが出来ます。
【イエローナイフ】
オーロラを見たい方へのお勧めの観光地です。
カナダでオーロラを見られるスポットは多数ありますが、イエローナイフはその中でも「オーロラの都」と呼ばれています。
鑑賞のための施設が充実していたり、人家がほぼなく広大な土地なので鑑賞に適しているからです。
晴天率が非常に高く、オーロラを見られる確率が高いです。
また、オーロラは冬のイメージが多いですが、夏でもオーロラが見らることがあります。
【メープル街道】
ナイアガラからケベック・シティーへ続く、全長約800KMの街道です。
道の両側にメープル(カエデの木)が立ち並び、秋には一斉に紅葉し美しい街道となります。
周辺には歴史的な史跡が多い事から、現地の人たちは『文化遺産の道』と呼んでいるそうです。
見ごろは9から10月です。車からの眺めだけでなく、小型飛行機からの遊覧ではまるで絵画のような景色が見られます。
【ケベック・シティー】
カナダで最も古い歴史を持つケベックは、フランスとの交易都市として栄えました。
旧市街の歴史地区は、中世ヨーロッパの雰囲気で美しく、世界遺産にも登録されています。
城壁に囲まれ石造りの建造物が建ち並ぶ街並を、カレーシュという観光馬車で巡るのがおすすめです。
【プリンスエドワード島】
東海岸にあるグリーンゲイブルスの家をはじめとする、赤毛のアンの舞台となった場所です。
草原と海と空、大地は赤土と色のコントラストが素晴らしく、赤毛のアンが作中で「世界中で一番美しい場所」と称えた美しい島です。
また、ロブスターなどのシーフードが美味しいことでも知られています。
予算:223,000-398,000円(ナイアガラ&ロッキー観光ツアー 成田発5泊7日)
言語:
公用語は英語とフランス語ですが、フランス語圏でも基本的に英語は通じます。
また、メジャーな観光地の日本食レストランやお土産店で日本人留学生がアルバイトをしていることもありますので、時には日本語が通じる場面もあり安心です。
オススメの旅行形態:
都市部ではない地域で効率良く周るためには、現地発のツアーをお勧めしますが、現地の方との交流を図ったり、自分のペースで自分らしい旅をしたい方には個人旅行が是非お勧めです。
ガイドブックを読み、最低限の注意をしていれば、治安は決して悪くありませんので問題ありません。
また英語がある程度出来て、地元のバスに乗ったりするのに抵抗が無ければお勧めします。
場所によりレンタカーが必要ですが、国際免許証で運転が可能です。ただし右側走行なので交通ルールの注意が必要です。
気をつけるべきこと:
①国土が広い
国土が広く、見所が多いため、一度の旅行では周り切れません。
また、地域によりベストシーズンも異なります。目的を幾つかに決めて絞るか、全て周るには長期に渡って、または数回旅行する必要があります。
②時差が大きい
日本との時差が最大16時間のため約半日ほどと、時差が大きく朝夜が逆になってしまうため、時差ぼけになり易く、体調管理が必要です。
カナダ国内でも最大6時間ほどの時差があります。
まとめ
カナダは世界第二位の広大な面積を持つため、気候は地域によって様々です。
そのため、バラエティに富んだ旅を楽しめます。
花に溢れた美しい街並みのビクトリア、世界三大瀑布のナイアガラ、自然が作り出す壮大なパノラマのカナディアンロッキー、美しく神秘的なオーロラを観測できるイエローナイフ、カナダのシンボルであるメープルが立ち並ぶメープル街道など、大自然の中で様々な体験ができるのが魅力です。
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