ベスト1 函館(北海道)
函館は北海道の南東部の半島にある小さな港町です。
映画やCMの舞台となり観光地として人気を集め、全国の市町村の魅力度ランキングで2014年から2016年まで3年連続1位を獲得しています。
夏は涼しく、素敵な街並み、美味しい食べ物に温泉など沢山の魅力に溢れています。
新幹線の開業や、格安航空会社の参入により、今後もますます注目が期待されます。
オススメの季節:春・夏・初冬
オススメの理由:
①ノスタルジックな町並み
港へ続く長い坂、風情のある路面電車や和洋折衷の建物、教会、洋館、港の倉庫などがあります。
街は美しく、どこか懐かしい気分になります。
江戸末期に貿易港として栄えため、洋風建築の影響を受けています。
②新鮮な海鮮物
北海道と言えば新鮮な海の幸は欠かせません。
朝市の取れたての透明でコリコリした真イカや海鮮丼は最高です。
その他にもあっさりした塩ラーメン、ご当地ハンバーガーショップ、コンビニの焼き鳥弁当など独自のグルメが根付いています。
③話題の新幹線や格安航空での旅も可能に
2016年の北海道新幹線の開業により新函館北斗駅まで新幹線で行くことが出来るようになりました。
また、格安航空会社のバニラエアが2017年に成田と関西空港から運航の計画をしており、料金面でも便利になりそうです。
④星つきの夜景ポイント
代表的な観光スポットとして知られている函館山からの夜景は、ミシュランガイドで3星を獲得しています。
函館のくびれた半島と海のコントラストが美しく、季節ごとにイカ釣り漁船の漁火、クリスマスツリーなど多様な表情があります。
また函館山に対し、城岱(しろたい)展望台は函館裏夜景と呼ばれ人気を得ている穴場スポットです。
見所
【五稜郭(ごりょうかく)】
星形をしているこの場所は、明治維新前に起こった函館戦争の舞台となりました。
五稜郭タワーから桜や紅葉などの季節の表情と共に全貌を見渡すことが出来ます。
新撰組の土方歳三の像もあります。
【ベイエリア】
函館港の観光の基点となっており、贅沢な朝食と温泉のあるホテルラビスタ函館ベイや昔倉庫として使われていた金森赤レンガ倉庫が人気です。
現在はお洒落なレストランやお土産屋として生まれ変わっています。
【ひかりの屋台 大門横丁】
繁華街にある小さな居酒屋などの屋台村で、地元や観光客が集まる憩いの場です。
気軽に様々なジャンルの料理が楽しめるのも魅力です。
【松前城】
1606年松前家の初代藩主・松前慶広によって築城され、内部は資料館になっています。
桜の名所でもあり、毎年ゴールデンウィークあたりに桜まつりが開催されます。
【トラピスト修道院】
フランス、オランダ、イタリアなどの修道士たちによって1896年に建てられた日本最初のカトリック男子修道院。
こちらで作られるバターやクッキーなどは昔からお土産としても有名です。
【函館 蔦屋書店】
全国展開のツタヤが手がけるコーヒーを飲みながら本を選べる新しいコンセプトの書店。
函館及び北海道の歴史、文化、風景を伝える書籍コーナーもあり、北海道ならではの開放感ある作りになっています。
【湯の川温泉】
市街から程近くの函館の奥座敷として賑わった温泉街で、料理と温泉、津軽海峡の景色も楽しめます。
函館空港からもわずか5分の距離です。
オススメの移動手段
メインの交通機関は函館のシンボルである市電(路面電車)です。
のんびり景色を楽しみながら観光するのがお勧めです。
やや遠くの観光場所や効率良く回るにはレンタカー、定期観光バスという方法もあります。
気をつけるべきこと
①冬は防寒対策と安全対策
他の北海道の中では温暖で積雪も少ないですが、やはり冬は寒く、気温がマイナス15度を下回ることがあります。
函館山などの景色は冬は空気が澄んで綺麗ですが、屋外で景色を楽しむ為には防寒対策も充分に必要です。
また、朝夜の凍結道路の対策として、雪道用の靴や滑り止め、保護の為の帽子を準備し、一歩づつ踏みしめる様にして、焦らず歩くようにすることがコツです。
慣れない場合は車の運転は控える事をお勧めします。
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